眼病専門家による漢方ブログ
2018.06.22健康情報

不整脈治療と生活習慣。

欧米における近年の大規模研究の結果、軽症の不整脈に対して強い薬剤を長期間用いると、不整脈は消失するけれども、薬により不整脈を起こさせてしまう催不整脈作用のために、かえって予後が悪くなる可能性が指摘されました。

現在では、一般的には重症な心臓病がない人でも不整脈が見られても、不整脈の重症度が高くなく症状も軽ければ、生活習慣の改善などの指導を行うだけで積極的な薬物治療を行わないというのが最近の考え方です。お酒の飲み過ぎや喫煙、ストレス、過労、睡眠不足なども不整脈を悪化させる原因となります。

節酒、禁煙、を心がけ、適度な運動や趣味でストレスを積極的に解消し、十分に休養をとるなど、生活習慣の見直しを行うことも大切です。
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