どうしても眠れないというのは誰もが経験することで、通常は数日から数週間のうちに眠れるようになります。しかし、不眠が改善せず１ヶ月以上にわたって続く場合があります。この様な状態は心身に影響を及ぼし、様々な不調をもたらします。不調の種類は多岐にわたり、倦怠感、食欲不振、集中力低下、よく鬱、頭重、めまい、目の疲れなどが見られます。

1.長期間にわたる夜間の不眠の継続。2.日中における精神や身体の不調の自覚と生活のしつが低下、の2点が認められた時に不眠症と診断されます。不眠の原因はストレス、心や身体の病気、薬の副作用などさまざまで、それぞれに応じた対処が必要です。不眠が続くと不眠恐怖が生じ、緊張や睡眠状態のこだわりのために、尚更不眠が悪化するという悪循環に陥ります。