成人の失明率第一位は、緑内障です。人が物を見ることができるのは角膜、水晶体を通って網膜で結んだ像の情報が、脳に向かって延びている視神経に入り、脳に色や形の情報を送るからです。伝わった情報が脳で画像として組み立てられて私たちは見えたものを認識します。

緑内障は視神経に異常が起こり目で見た情報が上手く脳に伝わらなくなって画像が認識できなくなり、視野や視力に障害が起こる病気です。患者数も多く40才以上では20人に1人の割合で患者さんがいると言われていますが、年々増えています。特に現代社会ではパソコン、スマホが普及し、仕事、毎日の生活でも目を酷使することが増えている事も原因のひとつとも考えられています。